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産業保健

【産業保健】産業保健師の就活~2021年1月時点~

投稿日:2021年1月14日 更新日:

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は2021年1月時点での産業保健師の就活についてご紹介いたします。

はじめに

現在3年生の看護学生で産業保健師を検討している人は既に来年に向けた就活を開始していることと思います。
ただ、「何ができていればいいのか分からなくて不安。」「どこまでできたのか頭の中で整理できていない。」という人もいると思います。
また、「え、もう就活って始まっているの?」という人ももしかしたらいるかもしれません。
今回の記事では現時点で就活として何ができていればひとまず大丈夫か、という内容で書いていきます。是非参考にしてみてください。

産業保健師の就活について全体の流れを知りたい人はこちらから↓
【産業保健】産業保健師の就活のコツ | 鳩ぽっぽブログ (810poppo.com)

【基礎の基礎を知りたい】看護学生の方で病棟看護師以外の仕事を知りたい方はこちらから!→看護師の就職先おすすめ・人気10選(だいちゃん)

結論

先に結論を述べると、以下の通りです。

  1. 希望業界・企業の調査
  2. 求人サイト・ナースセンターに登録
  3. ハローワークを利用する

現時点では求人のありそうな企業を探す、産業保健師の求人について知る、という段階です。

来年度の就活状況予測

まず、現時点での就活背景からお話しします。
現在、新型コロナウイルス感染症の流行によって企業経営が傾いているところが多いです。来年度以降もしばらくは流行が続くと仮定すると、来年度の新卒産業保健師の求人はさらに少なくなることが予測されます。
現に弊社でも来年度以降の保健師採用は一度打ち切りとなりましたし、他社の保健師の話を伺っても同様の対応をしているところはかなりあります。
新卒産業保健師の求人を出す企業は、財務・人材ともに余裕があるところがほとんどのため、‘急に保健師が必要になった‘という企業以外は保健師求人自体を閉めると思われます。(さらにそのような企業は即戦力を必要としているため、中途採用求人しか出てこなくなる。)
もともと求人が全くない年もあるくらい求人数が少ないのですが、非常勤や健診施設での保健師勤務ですら厳しくなる可能性があります。
ただ、この状況でも就活でやることは大きくは変わりません。あるとすれば早めに行動するくらいです。

1.希望業界・企業の調査

では具体的に見ていきましょう。
一つ目は、自分が希望している業界や企業についての調査です。ここが一番重要です。
業界や企業のことを正確に把握できていないと、就活で見当違いなことを言ってしまったり、「イメージと違った」というミスマッチが起こる可能性があります。
「もうできています!」という方、以下の内容について、今聞かれて答えられますか?

  • 基本給、福利厚生
  • 従業員数、年齢構成や雇用形態の特徴
  • 従業員の健康情報・状態(喫煙率、運動習慣率等)
  • 健康に関する取り組み(健診受検率、保健指導実施率、健康サービス等)
  • 健康課題、有害業務の有無や種類
  • 産業保健体制(産業医、保健師の人数)

一部、現時点で直接問い合わせないと分からないものもあったと思いますが、いかがだったでしょうか。
全く答えられなかった人や1つか2つしか答えられなかった人は調査が不足しています。

調査の方法は主に企業HPや就活サイト、就職四季報などの書籍、実際に勤めている人や教授から聞く、などがあります。
学会やセミナーなどで知り合って情報を得る方法もありますが、感染対策のためなかなか難しいところがあります。
企業によって公開していない情報もあると思いますので、分からないところは就活が本格化したときに直接電話や面接で聞いてみましょう。

そもそも希望業界・企業をどう見つければいいのか分からない、という人は以下のようにやってみてください。
「産業保健師の就活のコツ」で書いてある通り、どのような産業保健師になりたいか、どんな企業に行きたいか、と自己分析をしていくと、いくつか条件が出てくると思います。
例えば、「オフィス系の企業でメンタルヘルスをやりたい」であればITや金融などの業界・企業、「作業現場の従業員の生活習慣を何とかしたい」であれば自動車や電気機器などのメーカーの企業、といった具合に自分の勤めたいと思える業界や企業が見えてきます。
これらの業界や企業を調べていくうちに働きたいと思えるような企業が見つかったら徹底的に調査します。

ちなみに、「希望する業界や企業がない。」「産業保健師として雇ってくれるところがあるならどこでも行きます。」という人でもやりましょう。
実際に働き始めたら保健師としての業務じゃなかった、ということも残念ながらあります。また、企業ごとの違いや特徴を知るきっかけにもなるため、数打てば当たる方式で臨むならより必要です。
「産業保健師として働ける」という条件を見極められるように、1業界、1社でもいいのでやっておきましょう。

お好みで、その業界や企業の財務状況や将来の見通しも調べてもいいです。
自分が働き手として5年ほど(大体中堅と呼ばれるくらいの期間)は企業は存続できるのか、は大切ですし、
対象となる従業員を取り巻く環境としての視点としてもそこから健康課題が見い出せることがあります。
少し先の話になりますが、面接などでその業界についての知識がないと答えられない問が来たとき、このような知識があればより答えやすくなると思います。
学業に支障のない範囲内で調べてみてください。

2.求人サイト・ナースセンターに登録

求人サイトやナースセンターでの求人検索はいつでもできる便利な方法です。
登録をするとエージェントの方から電話がかかってきて希望を聞かれるので、その時に「看護学生で新卒の産業保健師求人(企業の求人)を探している。」という旨を伝えましょう。
ただ、求人サイトに関しては希望を伝えても「新卒求人はない」と言われ、看護師の求人ばかりを送られてきていたのでほとんど役に立たないのではないか、とも思います。
ナースセンターについても求人は紹介してもらえますが、ほとんどが中途採用の求人のため、新卒求人に関してあまり期待はしないほうがいいと思います。
ただ稀に新卒でも受け入れてくれる求人もあったので万に1つもない確率ですが、登録しておいて損はないと思います。

3.ハローワークを利用する

ハロワークでは窓口で担当者とつけてもらって求人案内をしてもらう、PCでハロワに集まっている求人を閲覧するなどの利用ができます。
ハローワークに関しても求人サイトなどと同様に新卒産業保健師の求人はほとんどないと思うので期待はしないほうがいいです。
しかし、産業保健師の求人について給料や待遇の相場感を知ったり、その企業の求人の特徴を知ったりするには最適だと思います。
ちなみにハローワークには新卒求人専用窓口というのもありますが、自分が産業保健師の新卒求人について言及すると「基本的に探しだすのは難しい」と言われて一般窓口を案内されました。やはり産業保健師の求人は一筋縄ではいかないようです。

2.3については直接採用につながる活動ではありませんが、産業保健師の就活において重要なことなのでしっかりやりましょう。(将来の転職にも生かせます)

その他の取り組み

他にも様々な取り組みがありますが、感染が流行している現状、厳しいものが多くあります。
今すぐやらなくてはいけないものではないので、できる人はやってみましょう。

  • 学会やセミナーに参加する
  • 企業訪問をする(企業見学)
  • 学校で過去に求人を見る、教授から過去の求人を見せてもらう
  • 直接問い合わせをして求人状況を尋ねる

最後のものはまだ求人を出すか決めていないところも多いので、行う場合は相手に自分を売り込む目的で行いましょう。

既に終わっていないといけないこと

もう既に終わっていると思いますが、念のために紹介いたします。
もしやっていない人がいたらすぐに取り組みましょう。

自己分析
どんな産業保健師を目指しているのか、どこで何に取り組みたいと思うのか、などを今までの授業や実習、人生経験から考え、方針を立てましょう。

教授に就活相談
新卒の産業保健求人は教授や学校に来ることも多く、実際それで自分は決まっています。その際に教授から求人情報をもらったり、教授が誰を推薦するのかと考えたときに知られていないと自分だけ不利な状況で就活をすることになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
実は現時点でできることはそんなに多くはありません。(特に21年卒は)もちろん、これ以上に就活が進んでいる人は素晴らしいです。油断せずにこの調子で進めていきましょう。
産業保健師の就活が本格化するのは4月~8月と一般大学生よりも少し遅めです。
しかし、今時期から動き出している人は就活に向けての軸や姿勢が固まるので、何も動き出さなかった人よりも有利です。
来年度はより就活が困難なものになると予測されます。準備を念入りに行って臨めるようにしていきましょう。

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最後に、記事を最後まで読んでいただきありがとうございます!もし、ご意見やご質問、改善点、ご希望のテーマがごさいましたら、よろしくお願いいたします。フィードバックしてよりよくしていきたいと思っております。

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男性産業保健師の鳩ぽっぽです。看護専門学校を3年、看護大学を2年経験した看護学生でした。看護過程の中で関連図が得意で、その知識やノウハウが伝えられたらと思い関連図ブログを作ることを決意。関連図の書き方や各疾患の病態関連図を中心に記事を書いています。noteでも活動しており、看護過程や産業保健師について書いていますので是非ご覧ください。