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関連図の書き方

関連図が書けるようになるための方法〜関連図が苦手な人向け〜

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男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は関連図が書けるようになる方法について書いていこうと思います。
「情報だけでどうして関連図かけるんですか?」
「いきなり書けるためのコツはありますか?」
関連図を書いているとよく聞かれる質問にこのようなものがあります。
この質問の回答には、関連図が書けるようになる方法とも関係しているので、回答していこうと思います。

情報から関連図って書いていいの?

まず、前置きですが、そもそも情報からアセスメントを挟まずに関連図を書いてもいいのか、ですが、
自分はいいと思います。
看護過程において、情報収集、アセスメント、関連図、全体像は対象把握のステージです。
そのため、この辺りの順番は前後しても大丈夫です。
ただし、授業や実習で指定されている場合は、建前上、そのように進めてください。
その辺りのやり方については以下の記事で書いてありますのでご参照ください。
【鳩ぽっぽnote】看護過程は順番を守らなくていいの?

関連図を書けるようになる方法

では、本題です。
結論から述べますと、テンプレートを用意して、それを組み合わせる、です。
どういうことかと言うと、ベースとなる関連図やその流れを用意しておき、それを患者に合わせた形でパズルのようにはめていくということです。
例えば、ある実習で骨粗鬆症患者の関連図を作ったとします。
次の実習でその患者が骨粗鬆症であれば、その病態は書き写せますし、原因や症状はその患者から得られた情報に合わせて書くことができます。これは病態だけでなく、看護問題や看護診断も同様です。
つまり、以前書いた関連図から同じ部分を書き写しているということです。


自分は看護学校3年間で書いてきた関連図からよくあるパターンを学習したため、いきなり関連図を書くことができています。
もちろん、情報収集の段階でその患者に合う部分を判断して選択することが重要です。もし、骨粗鬆症の人がカルシウムを積極的に取っている人にも関わらず、カルシウム摂食量低下の流れが書かれていたらおかしいですよね。
しかし、これができるようになれば関連図作成はかなり楽になります。
毎回一から書く関連図はかなり辛いですし、整理できずにごちゃごちゃしてしまいがちです。
しかし、このやり方であれば、パズルのピースをはめるような思考展開になるため、どこに何を書くか、どのようにつながるのかということが考えられ、整理された関連図を書くことができます。

積み重ねがないと書けない?

「でも、そのやり方って今まで書いてきた関連図がないと書けないじゃない?」
確かにそうです。
このやり方は積み重ねがあればあるほど楽に書けますですが、積み重ねを作るまでが大変です。
自分も3年間の看護実習の記録が役立ったのは卒業後でした。
しかし、実際必要なのは在学中です。
では、どうやってその積み重ねを得るのか。
それは、できる人、本からもらうです。
関連図ができる人から教えてもらう、テンプレートとなる関連図をもらう、実際に関連図を作ってもらう、関連図の書いてある本を買う等々
つまり、材料、パズルのピースを揃えましょう。
ちなみに、自分が出している病態関連図もこれに該当します。
最初は全てのピースをはめるような手探り状態でも、何度もやっていくうちに徐々にその思考パターンが身についていき、情報収集の段階である程度関連図を組み立てることができるようになっていきます。





ずるいやり方?思考放棄?

「人から関連図をもらうとか作ってもらうなんて、ずるい」
ということを思う人がいるかもしれません。
確かに、自分で一から積み重ねを作っていくことでしっかり身につき、応用力も発揮しやすくなります。しかし、その反面、身につくまでに脱落してしまうことや誤って身についた場合修正しにくいといった弊害もあります。
自力で身につけるに越したことはありませんが、美徳や理想に囚われて意固地になって、できないものをやり続ける方が無意味だと自分は思います。

「テンプレを組み合わせるだけなんて関連図を作るときの思考過程を放棄している」
という人もいると思います。
しかし、自力で関連図を書けるようになった自分から言わせていただくと、やっていることは一緒です。
関連図が書けるようになった人は、お決まりパターンや流れを理解しており、それを頭の中で組み合わせています。
結局やっていることは大差なく、そのための経験値を自力で身につけるか、他から取り入れるかの違いでしかありません。
大切なのは、患者に合ったものかを判断して選択できる力です。
これこそが看護として問われる本質的な部分だと思っています。
また、他から取り入れるのは決して悪いことではありません。
看護分野では、カンファや話し合いで自分が得られなかった経験を共有することで得るという考えがあります。(他分野でもあると思いますが。)
その考えに照らせば、このやり方は何も悪いことではないのです。

問題があるとすれば、個人情報保護の観点です。
他から貰おうとすると、自分の受け持ちではない患者情報を見ることになり、守秘義務に違反します。
看護学校ではそのあたりがかなり厳しいので、先輩のノートをもらうとかそのようなやり方はやめた方がいいでしょう。

鳩ぽっぽがしている関連図作成の意味

以上のことから、自分が皆さんにできることは、病態関連図や関連図を書くことだと思っています。
自分が今まで関連図を提供してきた理由はこれです。
皆さんが関連図を書けるようになるための材料提供です。
ただ楽をするためのテンプレではありません。
その辺りの意味も理解した上でご活用ください。
【鳩ぽっぽの関連図ブログ】テンプレになる病態関連図の記事はこちら!

まとめ

今回は少し長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。
関連図は難しい、書けないという人にとって今回の内容は一助となりましたでしょうか?
自分が書ける関連図の形式のみではありますが、少しでも皆さんが関連図を楽に書けるようになるため、尽力してまいります。

関連リンク

病態関連図記事はこちら→鳩ぽっぽの関連図ブログ

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プロフィール

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。看護専門学校を3年、看護大学を2年経験した看護学生でした。看護過程の中で関連図が得意で、その知識やノウハウが伝えられたらと思い関連図ブログを作ることを決意。関連図の書き方や各疾患の病態関連図を中心に記事を書いています。noteでも活動しており、看護過程や産業保健師について書いていますので是非ご覧ください。