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関連図の書き方

関連図を書くときに使う情報源はどんなものがあるの?

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男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は関連図を書くときに使う情報源について解説していきたいと思います。
関連図を書く際、皆さんは何を参考に情報を得ていますか?
教科書、参考書、文献、ネット等々…様々な調べ方がありますが、それぞれ一長一短なところがあり、使い分けする必要があります。
今回は調べる媒体とそれぞれの特徴についてご紹介します!

はじめに

関連図を書く際、病態部分はどのように書いていますか?
体の中の出来事のため、一般的な知識を基に、推測という形でメカニズムを書いていきますよね。
この一般知識を知る過程で必要なのが調べる力です。
ここでどれだけ調べられたかで関連図だけでなく、それ以外の記録物の細かさや理解度が変わってきます。
いわゆる事前学習もこのひとつですが、実際はアセスメントや関連図を進めていく中で調べながら書く中で知っていく、という形が大半ではないでしょうか。
この調べる力はどれだけ細かく調べられたかと同時に、どんな調べ方をしたかによっても変わってきます。
例えば、Twitterで調べた内容を書いたとしたら、当然信頼性に欠ける内容になってしまいます。(仮に信頼性の高い情報源から得た内容と同じだったとしても)
そうならないように、看護記録において使える情報源をひとつひとつ見ていきましょう。

①教科書

一番メジャーでベターな方法です。
誰もが持っていて、根拠のレベルも高いため、皆さんも一度は必ず使ったと思います。
教員や指導者も教科書からの情報だと納得してくれる場面が多いです。(たまに臨床は教科書通りではないと言ってくる人もいますが…)
ただ、持ち運びできるほど手軽なものではなく、取り回しがしにくいのが難点。
基本的に家や学校でじっくり書くときに活躍してくれます。
個人的に使えると思う教科書は、医学書院の各分野の教科書です。一冊一冊が分厚いですが、故に内容も充実しています。文字が多いので、読む時間が必要ですが、使いこなせれば強力な味方になってくれます。

②参考書


参考書は看護書籍や看護雑誌などのことをいいます。
イメージしやすいものとしては、

みえるシリーズ

医学書院の疾患別看護過程プチナースなどが挙げられます。
これらは市販で売られており、様々な種類があるため、教科書ではわかりづらいという場合に自分に合ったものを使えるというメリットがあります。
他にも、書籍のため根拠レベルとしては高めであることや教員から教科書以外の情報源を使うように指示された際の代替法として使えたりします。
デメリットは、お金がかかること、そして持ち運びが基本的には不便なことです。
持ち運びに関しては、物にもよるので、取り回しのしやすいサイズのものを買うことである程度対策可能ですが、それよりも自分が使いこなせるか、内容がしっかりしているかで選んだ方が使い勝手はいいと思います。

 

 




③研究論文

看護研究の論文はあまり使っている人がいないと思いますが、情報源になりえます。
ただ、それを書いている人や研究手法からきちんと信頼性のある(根拠レベルが高い)ものかどうかを見極める必要があります。
例えば、有名大学の教授が書いた論文と大学生の卒論ではそのクオリティや信頼性が大きく異なってきます。
そのため、この情報源を使いこなすにはかなり難しい部類にあります。
しかし、そこさえクリアできれば、そこそこ根拠として成り立つレベルの情報源にはなります。
看護学生が使いやすい研究論文検索方法として、グーグルスカラーが代表的で、自分の知りたいワードを検索すると、関連するテーマの研究論文が一覧で出てきます。中には取り寄せが必要だったり有料だったりするものもあるので全てが見れるわけではないですが、使ってみてください。
研究論文が使われていない理由はいくつかあります。
一つは数が少ないこと。医学論文やその他の学問に比べるとどうしても研究者が少なく、論文数も必然的に少ないです。その中で使えるものというと更に少なくなってしまうので、メジャーにはなりえません。
もう一つは、研究論文は読み込む必要があること。情報源として使用する場合、この論文がその根拠となりえるものなのか、書いてある内容が違ったものではないか、を判断する必要があります。教科書や参考書のようにわかりやすい項目分けや伝わりやすい表現にはしていないことが多いので、時間のない看護学生には使いこなすのが難しいです。
ただ、(こういうことを言うと多方面から怒られそうですが)専門学校の教員に論文を持っていくと、大体それで納得するので、何も言われないことが多いです。逆に大学の場合は、論文もっていくと一方的にやられるのでやめた方がいいです。(あくまでも個人的主観の意見です。)

④ネット記事、サイト記事

利便性は1番な情報源です。実習先でも家でも学校でも、どこでも同じクオリティのものがすぐ手に入るという意味で、最も便利です。
しかし、皆さんも思っている通り、課題はその情報源の信頼性です。
ネット記事などは匿名で誰でも書けてしまうため、相手が医療者でちゃんと立場のある人なのか、その情報に嘘偽りがないかを見極めなくてはいけません。
しかし、(自分も含め)そんなことはよっぽど裏を取らなければ確かめようがありません。
ネットを使って情報収集する場合は、以下の点を押さえましょう。

  • ネット記事だけの情報を信じない(必ず他の情報源と併せて精査する)
  • 著者の裏をとる(どこの誰なのかを知る。実名で立場のある人なら一定の信頼あり)
  • 運営を知る(そのサイトが公的機関が運営するものであれば一定の信頼あり)
  • 使うときはサイト名やURLを書いておく(後で追跡できるように)

鳩ぽっぽが実習でよく使っていたネットは、
厚生労働省、学会、大学、医療保険適応の病院があります。
厚生労働省なんかは国が運営しているので、割と脳死で使っていました。しかし、学会なんかは名ばかりで主義主張が感情的なところもあるので、注意が必要です。

ただ、ここまで細かく言ってきましたが、正直、あまりにも脈略のない非科学的なことを言っていなければ参考程度に使用してもいいとは思います。
鳩ぽっぽは時間のない看護実習の中で根拠を調べすぎて一晩明かしたことがありましたが、ネットに載っているものを根拠に提示されたときは「それでいいのか…」と悲しくなったときもあります。
ネット記事に一辺倒にならず適度に使って、自分の生活と相談しながら活用しましょう

まとめ

いかがでしょうか。
関連図を始めとした看護記録を書く際に使える情報源には、教科書・参考書・研究論文・ネット記事と色々ありました。
やはり最強は教科書だと思いますが、疾患の細かすぎる病態を知るために時間を割きすぎるのも非効率的です。
そんなときにネットを活用してみたり、許される範囲で臨機応変に情報源を変えてみてください。
ただ、どんなときでもその情報が根拠として成り立つのか、については考えていきましょう。

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プロフィール

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。看護専門学校を3年、看護大学を2年経験した看護学生でした。看護過程の中で関連図が得意で、その知識やノウハウが伝えられたらと思い関連図ブログを作ることを決意。関連図の書き方や各疾患の病態関連図を中心に記事を書いています。noteでも活動しており、看護過程や産業保健師について書いていますので是非ご覧ください。